ランドセル

2013.04.08

 4月になると、あちこちで黄色の交通安全カバーを付けた真新しいランドセルを背負った新1年生を見かけます。ランドセルと言えば牛革製で色は黒か赤というイメージでしたが、今は色もたくさんあり、ピンクやブルーなどカラフルです。大きさも、教科書の大きさがB5サイズからA4サイズになったのに合わせて昔よりも大きくなっているようです。

 ランドセルの歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。幕末の日本に西洋式の軍隊制度が導入された際、食料や武器などを詰めて背負う布製の「背のう」も同時に輸入され軍用に使われたのですが、これが日本のランドセルのルーツと言えます。
 実際に子供が使うようになったのは明治時代、当時開校された学習院が生徒の通学用にこの背嚢に学習用具を詰めて登校させる方針を採用したのが始まりと言われています。「背嚢」はオランダ語で「ランセル」と呼ばれていたことから「ランドセル」という言葉が生まれ、現在まで受け継がれています。
 ランドセルは、背負うことによって子供の負担が軽減でき、又両手が自由に使えるなどの長所から、小学生用として広く普及したのです。
 新入生の頃はピカピカのランドセルも、高学年になるにつれ使い込まれ、年季が入ってきます。1年生の背中には大きかったランドセルも、成長し体格も大きくなると、卒業する頃にはランドセルが小さく見えてしまうものです。
 6年間をともにするランドセル、楽しいこともうれしいことも、もしかしたらつらいこともこれから一緒。仲良く大切に使ってくださいね!